シリア首都で自動車爆弾が爆発、子どもも犠牲に

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シリア国内では内戦が続く

シリア国内では内戦が続く

(CNN) シリアの首都ダマスカス市内で26日、自動車爆弾が爆発し、少なくとも子どもを含む数人が死亡した。反政府勢力によると、爆発は子どもの遊び場近くで起こったという。

シリア政府と反政府勢力は今週、26日から始まるイスラム教の4日間の重要な宗教行事「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」の期間中、停戦することで合意していたが、爆発はその合意をあざ笑うかのように発生した。

爆発が誰の仕業かは明らかになっていないが、シリアの国営メディアは、爆発は「テロリスト」の仕業だと報じている。

一方、反政府軍の広報担当者は、爆発は政府軍の仕業だとし、犠牲者の大半は子どもだと語った。犠牲者の数は、国営メディアは5人死亡、32人が負傷と報じているが、反政府軍は、死者は10人としている。

政府軍と反政府軍の戦闘が続くダマスカス市内でも、何カ所か戦禍を免れている地域があり、多くの親が子どもたちを遊び場に行かせても安全と判断したと見られる。爆発現場近くにはモスクがあり、犠牲祭には家族で集まり、祈りを捧げるのが習慣となっている。

反政府勢力によると、26日には自動車爆弾の爆発以外にも、各地で事件が相次ぎ、少なくとも97人が死亡したという。

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