座礁した米掃海艦、解体作業を開始 フィリピンの世界遺産環礁

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ガーディアンの全長は約68メートルで、重量1312トン。解体作業は今年3月末もしくは4月初めに終わるとの報道もあったが、米海軍の報道担当者は終了時期について確かな見通しはないと述べた。サンゴ礁や周囲の海洋環境への被害を最小限にすることに留意しながら作業を安全に進めたいと語った。

米海軍は座礁を受け比側に謝罪し、環礁を傷つけたことを認めた。被害面積は約4000平方メートルに及ぶ。米海軍は波がもぎ取るなどしたガーディアンの船体の残骸を拾い集め、サンゴ礁を最大限に回復させることも約束した。比政府は米国に損害賠償を求める方針で、米国の駐比大使は先に適切な賠償に応じる考えを表明していた。

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