スイス人女性暴行事件で5人が犯行自供 インド
ニューデリー(CNN) インド中部でスイス人女性が数人の集団にレイプされた事件で、同国当局は17日、拘束者のうち5人が犯行を自供したと発表した。
ただし、警察に拘束された状況での自供は裁判で認められず、無効となる可能性もある。
地元警察幹部によると、女性は夫との自転車旅行中に襲われ、病院で手当てを受けた。犯人は5~7人のグループで、ノートパソコンや現金を奪って逃走したとされる。警察は20人を拘束し尋問したと発表していた。
インドでは昨年末に首都ニューデリーのバスで起きた集団レイプ事件をきっかけに、大規模な抗議デモが広がった。内務当局が任命した委員会は、性犯罪に対する同国の意識に問題があると指摘。対策として集団レイプ犯に禁錮20年以上の刑罰を科すこと、警察が性犯罪の通報を受ながら捜査を怠った場合も処罰の対象とすることなどを提案した。