軍空港で爆発相次ぐ、負傷者多数の情報も シリア

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反体制派武装組織「自由シリア軍(FSA)」の兵士

反体制派武装組織「自由シリア軍(FSA)」の兵士

(CNN) シリアの首都ダマスカス郊外にある軍の空港で16日夜、2件の爆発が相次いだ。反体制派の「自由シリア軍(FSA)」によると、爆発音はダマスカス市内全域で聞こえたという。

自由シリア軍の広報によれば、最初の爆発は空港のメーンゲート付近にある検問所近くで発生した。続いて外壁の近くで爆発が起きたという。

ダマスカスで取材に当たっているCNN記者も、白い閃光に続き、大きな煙と炎が噴き上がるのを見たと話している。

爆発を仕掛けたのが何者かは現時点で分かっていない。負傷者の数も不明だが、救急車が多数出動して負傷者を搬送しているとの目撃証言があるという。

爆発を受けて、空港内からは周辺地域への砲撃が行われたが、何を狙ったのかは不明。

反体制派の活動家によれば、同空港の周辺地域には大使館や治安関連の建物のほか、アサド大統領の側近の自宅もあるという。

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