サウジで男2人拘束、自爆テロ計画の疑い
(CNN) サウジアラビアで8日、自爆テロ計画の疑いで男が2人拘束された。国営サウジ通信(SPA)によれば、チャド出身とイエメン出身の2人。名前は公表されていない。
サウジ内務省はCNNに対し、自爆テロ実行の時期や標的などはまだ明確になっていないが、標的になる可能性のあった国々にはすぐに情報を伝達したと述べた。また、容疑者らとサウジ国外の他のアルカイダ系組織とのやりとりの内容についても調査中だともしている。
米国は今月初めにテロ攻撃情報を入手したとしてアフリカや中東の大使館や領事館を一時閉鎖したが、サウジ内務省もSPAもこのことと今回の拘束とは結びつけていない。
SPAによれば、容疑者らはコンピューターや電子機器、携帯電話を所持していた。容疑者らはテロ攻撃についての連絡を暗号やソーシャルメディアを使い、携帯電話を通じて行っていたという。