シリア、化学兵器計画に関する「最初の申告書」を提出

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シリアでの化学兵器使用の調査を行う様子 (c)OPCW.ORG

シリアでの化学兵器使用の調査を行う様子 (c)OPCW.ORG

(CNN) シリアの化学兵器廃棄プロセスを監視する化学兵器禁止機関(OPCW)は20日、シリア政府が化学兵器に関する詳細な情報公開を開始し、国内に保有する化学兵器に関する「最初の申告」を行ったと発表した。

シリアのアサド政権は、14日にスイスのジュネーブで成立したシリアの化学兵器廃棄に関する米ロ合意に基づき、14日から1週間以内に化学兵器計画に関する申告を行うよう求められていた。

OPCWのマイケル・ルーハン報道官は、現在シリアから提出された情報を検証中とし、一両日中にアサド政権の化学兵器計画に関するより詳しい情報が開示されるだろう、と語った。

また22日にオランダのハーグで開催が予定されていたOPCW執行委員会の会合について、シリアから提示された情報の検証に「時間がかかる」ため、来週に延期したことを明らかにした。

OPCWは、シリアから完全な申告書を受け取り次第、申告の正確性を確認し、現地視察計画をまとめるとしている。

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