「平和と友好を届けに来た」 イラン大統領が英語で呼びかけ

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クリスティアン・アマンプール(左)のインタビューに答えるロハニ大統領

クリスティアン・アマンプール(左)のインタビューに答えるロハニ大統領

最高指導者ハメネイ師を擁するイランだが、ロハニ大統領は自身が同国代表として西側諸国と交渉する全権を与えられていると明言。「イランの大統領は国益が関係する事項には常に権限を有すると考える。イランの最高指導者は、交渉が国益のために必要ならば、交渉に反対することはないと言っている」と語った。

同氏は続けて、「もし(会談の)機会が今日にでも作られ、準備が整っていれば、核問題や中東情勢の進展に関する会談が実現しただろう。最高指導者は私の政権に、この問題に関して自由に交渉してよいと認めている」と述べた。

アフマディネジャド前イラン大統領は以前、国連総会演説で第2次世界大戦のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人虐殺)を疑問視する発言を行い、物議を醸した。

この点をロハニ大統領に問うと、「これまでも私は歴史の専門家ではないと述べてきた。ホロコーストについては歴史家が検討をすべきだ。だが一般論として、ナチスがユダヤ人やユダヤ人以外の人々に行った罪も含め、歴史上のいかなる人道に対する罪も非難されるべきだ」と語り、前大統領とは対照的な見方を示した。

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