中国北東部で大気汚染が深刻化、空港や道路も封鎖
(CNN) 人口が密集する中国北東部の黒竜江省で大気汚染が深刻化している。21日は学校が休校になり、空の便の欠航や幹線道路の通行止めなど公共交通機関にも影響が広がった。
国営新華社通信によると、州都ハルビンの中心部は濃いスモッグに覆われて視界が50メートルを切り、ハルビン太平国際空港は閉鎖された。
21日はハルビン市内の小中学校全校が休校となり、公共バスも一部の運行を中止したため、徒歩で通勤するなどして遅刻する人も続出した。
国営放送CCTVは、歩行者がマスクを着け、道路を通行する車がハザードランプを点滅させる街の様子を映し出している。近距離からの撮影にもかかわらず、映像はかすんでいた。
新華社によると、スモッグは22日も続く見通し。