絞首刑後に「生存」判明、再執行はせず イラン
だがイラン学生通信によれば、同国の司法トップは22日、「私見」だと断ったうえで、「男は終身刑に減刑すべき」だと発言。同代表は23日にも、「刑が執行され、死を体験し苦しい思いをした男性への処遇の1つとして、慈悲を見せることが考えられる」と意見を述べた。
死刑を言い渡した判事には再執行中止に異議を唱えることができるが、異議は唱えないものとみられている。
イランではイスラム法の解釈により、姦通罪により有罪となった死刑囚が石打ち刑で死ななかった場合などに限って、再処刑を免除することが認められている。だがイランの司法関係者によれば、今回のケースはこれには当てはまらないという。