レーニン像倒される ウクライナで大規模デモ
国連の潘基文(パンギムン)事務総長は8日、ヤヌコビッチ大統領との電話で「重大な懸念」を表明し、当局が暴力に訴えることのないよう強く求めた。
「100万人行進」と称する8日のデモでは独立広場での抗議集会に加え、一部参加者らが内閣府、大統領府など政府機関ビルの前に集結して職員の出勤を阻止した。野党側は50万人近くが参加したと主張。警察は約10万人と推定している。
オレンジ革命の立役者として親欧米政権を樹立し、現在収監中のティモシェンコ前首相は公式ウェブサイト上で、「長く困難な闘いを覚悟しなければならないが、勝利の可能性はある」とデモ隊に呼び掛けた。