武装集団がヨルダン大使を拉致 リビア
(CNN) リビアの首都トリポリの中心部で15日、ヨルダンの駐リビア大使が武装グループに拉致された。
ヨルダン外務省は、同国のファワズ・アイタン大使が警護官とともに拉致され、運転手が負傷したと発表した。
リビア外務省によると、2台の車に乗った覆面の武装グループが大使の車列に待ち伏せ攻撃を仕掛けた。
リビアでは当局者らが武装グループの標的となる事件が続発している。13日には先週就任したばかりのサニ首相が、銃撃を受けたことを理由に辞任を表明した。
これとは別に、アフガニスタンの首都カブールでは同日早朝、公共事業省の次官が武装グループに拉致された。アフガン内務省によると、事務所へ向かっていた車が銃撃を受けて運転手が負傷し、次官が連れ去られたという。