アフガン大統領選候補狙う暗殺未遂、自爆攻撃
(CNN) アフガニスタン内務省は7日までに、首都カブールで同国大統領選の決戦投票の候補者の1人であるアブドラ・アブドラ元外相の車列近くで爆発が起き、少なくとも6人が死亡、十数人が負傷したと発表した。
同省の報道担当者によると、元外相と副大統領候補者は無事だった。元外相の暗殺を狙ったテロとみられる。
爆発の影響で、元外相の車は大破した。爆発は2回あり、自爆攻撃と路上に仕掛けられた爆弾の起爆だった。現場はホテル近くで、元外相は大統領選へ向けた選挙活動を行っていた。
現場で撮影されたビデオ画像は、爆風でホテルの窓が吹き飛んだ様子を伝えた。
カルザイ現大統領の後任を決める大統領選の決戦投票は今月14日の予定。決戦投票にはアシュラフ・ガニ元財務相も進んでいる。第1回投票では元外相が45%、元財務相が31%の得票率を得ていた。