英主要3党、残留を改めて呼び掛け 権限委譲を言明

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独立か残留か スコットランド独立投票

エジンバラ(CNN) スコットランド独立の是非を問う住民投票を2日後に控えた16日、英国の主要3政党はスコットランドの有権者に、独立反対の結果が出れば翌日から権限強化に向けた手続きを始めると約束した。

与党第1党の保守党を率いるキャメロン首相と第2党・自由民主党を率いるクレッグ副首相、最大野党・労働党のミリバンド党首の声明が、スコットランド紙デーリー・レコードの1面に掲載された。

独立論争の焦点となっているのは福祉、医療サービスの予算や経済政策、税制などの問題だ。3氏は声明で、医療サービス制度に費やす予算の決定権をスコットランド議会に与えることなどを約束。「変化を望むなら、独立反対の票を投じるのがより速く安全な道だ」と呼び掛けた。

住民投票を前にした世論調査では、独立に賛成する意見と反対意見が拮抗(きっこう)している。

キャメロン首相は15日、スコットランド北東部のアバディーンでの演説で「今の英国をなくさないでほしい」と呼び掛け、いったん独立してしまえば戻ることはできなくなると訴えた。

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