シリア内戦 1日で200人死亡、ISISが戦闘機撃墜か
(CNN) 内戦下にあるシリアの反体制派「シリア人権監視機構」は18日までに、同国内の交戦で16日の1日間で少なくとも200人が死亡したと報告した。
このうち約60人は、シリア政権軍の空爆で死亡した。
同機構はまた、シリアやイラクで支配地域を広めるイスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が、拠点の1つであるラッカで政府軍のジェット戦闘機1機を撃墜したとも述べた。
シリア内戦は3年以上に達しており、国連などによると死者は19万人以上となっている。政府軍と反政府派武装勢力の衝突に加え、反体制派内の内部抗争や都市制圧の戦果も見せ付けるISISの台頭が絡み、内戦の構図は一層複雑化している。