カタルーニャ州、11月に独立問う住民投票 政府は阻止へ
ただ、同州住民の大多数は投票実施を望むが、投票が行われたとしても独立の支持票は大多数に満たないとの世論調査結果も出ている。
人口約750万人のカタルーニャ州はスペインの国内総生産の2割を占める経済規模を持ち、不利な税収配分などで中央政府への不満がくすぶっている。また、独自の言語や文化も誇る。
同州の政党、左派共和党の指導者は今月、中央政府が住民の基本的権利である投票を阻止するなら市民レベルで不服従運動に訴える必要があると強調。バルセロナでの11日の街頭デモの参加者は、中央政府が妨害しても住民投票は実施されるべきだとも主張していた。