香港デモ、政府ナンバー2が学生と対話へ にらみ合い続く
会談の日時や内容は未定だが、学生団体は「開かれた対話を期待する」と歓迎した。ただし「正当な普通選挙権の見通しが立つまで占拠運動は続ける」と強調。「行動を次の段階に移すかどうかは対話の行方にかかっている」と牽制した。
市中心部の交通はまひ状態となり、香港中心部と西部の学校はすべて休校になった。香港政府は「市民生活と香港経済、政府の業務に対する深刻な影響が増しつつある」と強調する。
訪米中の中国の王毅外相は、香港のデモについて「不法行為」と非難。共同会見で米国務省のケリー長官が普通選挙を支持すると表明したのに対し、「香港は中国の内政問題だ」と反論した。