ノーベル平和賞受賞者は? 日本の護憲運動も候補に
エドワード・スノーデン氏
かつて米国家安全保障局(NSA)の情報分析を担当。米情報機関が世界中で行っている情報収集活動の実態を暴露した。
ホセ・ムヒカ・ウルグアイ大統領
世界一貧しい大統領とも呼ばれる。給与の97%を寄付し、1987年型のフォルクスワーゲン・ビートルに乗り、妻と共に自宅で花を売る元左翼ゲリラ。大統領宮殿には入居せず、首都モンテビデオの簡素な住宅に暮らす。カトリック国のウルグアイでマリフアナや同性婚を合法化させた。
マララ・ユスフザイさん
パキスタンの10代の少女。2012年に武装勢力タリバーンに襲撃されて重傷を負い、生き延びて逆境克服のシンボルとなった。イスラム武装勢力に狙われながらも女子教育の権利と学校に通う権利を訴え続ける。
ノーバヤ・ガゼータ紙
ロシアの独立系新聞。記者数人を殺害されながらもひるむことなくプーチン大統領批判を続ける。ノーベル平和賞受賞者のゴルバチョフ元大統領が賞金を投じて1990年代に創設した。
日本国憲法9条を保持してきた日本国民
憲法9条を守ろうとする日本の人々。戦争にまみれた世界の中で、そうした人たちこそ必要とされるのかもしれない。