ブラジル大統領選 ルセフ氏が再選、貧困解消訴え
ブラジル・サンパウロ(CNN) 26日に投票が行われたブラジル大統領選の決選投票で、労働党の現職ジルマ・ルセフ氏(66)がわずかな差で再選を決めた。
公式集計によると、開票率99%強の段階でルセフ氏は51.59%の票を獲得した。野党ブラジル社会民主党の候補で経済学者のアエシオ・ネベス氏(54)は48.41%だった。
ネベス氏は電話でルセフ氏に祝意を伝えたことを明らかにするとともに、ツイッターで支持者に感謝すると述べた。
ルセフ氏は2011年に女性として初めてブラジル大統領に就任。自身と前任のルラ前大統領の下で、国民の大多数が貧困から脱したと強調していた。