スウェーデン、パレスチナを国家として承認 2国家共存促す
(CNN) スウェーデン政府は1日までに、パレスチナを国家として正式承認した。イスラエルとの2国家共存の実現を後押しする決定になると期待している。
スウェーデンのバルストロム外相はパレスチナ国家の承認に当たり、「国際法の観点から承認の決定を遅らせる理由は見出せない」と指摘。
また、占領されているとの事実に留意して承認しないことは、侵略に反対する国際法の原則に反するとも述べた。
スウェーデンで発足した新政権は10月初旬、パレスチナ国家を承認する方針を示していた。
欧州諸国内ではパレスチナの国家承認の賛成論が一定にあり、英国下院は10月中旬、パレスチナ自治区を国家として承認する動議を賛成多数で可決していた。ただ、この動議は象徴的なもので法的拘束力は有していなかった。