銀行のATM近くで爆発 10人死亡 ナイジェリア
ナイジェリア・カノ州(CNN) ナイジェリア北東部の町アザルで7日、銀行近くで爆弾が爆発し、少なくとも10人が死亡、数人が負傷した。複数の目撃者とボランティアの救助隊員が明らかにした。
目撃者によると、爆発があった時、アザルの町はずれの銀行の外に設置されている現金自動支払機(ATM)には多くの人が並んでいたという。目撃者は、銀行近くに置いてあったビニール袋が爆発したようだとしている。
今のところ、警察は爆発の原因を明らかにしておらず、犯行声明も出ていない。アザルでは、これまで何度もイスラム過激派「ボコ・ハラム」による攻撃が行われてきた。ボコ・ハラムは5年前から、ナイジェリア北東部で「シャーリア」と呼ばれる厳格なイスラム法の導入を強要する運動を展開している。