バレーボールの試合中に自爆テロ、45人死亡 アフガン
カブール(CNN) アフガニスタン南東部パクティカ州で23日、バレーボールの試合の観客席で自爆テロがあり、少なくとも45人が死亡、60人が負傷した。
アフガン議会ではこの日、駐留米軍などの任務延長が承認されている。
バレーボールは同国で人気の高いスポーツ。2010年には北西部でバレーボール試合の最中に車を使った自爆テロが発生し、30人が死亡、52人が負傷した。
アフガンで多数の死者が出たテロとしては、12年10月に北部ファルヤブ州で、警察の制服を着た自爆テロ犯がモスク(イスラム礼拝所)を攻撃。治安部隊員19人を含む42人以上が死亡した。反政府武装勢力タリバーンが犯行声明を出した。
昨年4月には、タリバーンのメンバー数人が訴えられている裁判所の建物を、兵士を装った9人のグループが車爆弾や銃、手投げ弾で攻撃。53人が死亡、93人前後が負傷した。