タリバーンが連日の襲撃、米兵ら21人死亡 アフガニスタン
首都カブールでは同日午前、アフガン最高裁の事務局トップが武装集団に襲われて殺害された。
さらにカブールで同日午後、アフガン軍兵士らを乗せたバスを狙った自爆テロが起き、軍要員6人が死亡した。さらに18人が負傷しており、負傷者の中には、近くにいた女性2人も含まれていたという。タリバーン報道官が犯行声明を出し、今後さらに外国軍やアフガン軍への攻撃を強化すると宣言した。
アフガンでは最近、タリバーンが軍のバスなどを狙った攻撃を繰り返している。朝夕の通勤時間帯に市民らが巻き込まれるケースも多く、兵士らを運ぶバスのルートを変えてほしいとの声が上がっている。
ISAFは今月末で戦闘任務を終了し、テロ対策と訓練を中心とする任務に移行するが、その後も米軍兵1万1000人を含む要員が駐留を続ける見通しだ。