警察署にバラバラの遺体袋詰め、長年放置か インド
(CNN) インド北部ウッタルプラデシュ州で、長年使われていなかった警察署内の部屋から遺体がバラバラになった状態で数十点見つかった。
遺体が見つかったのは同州ウンナオの警察署。業者が先週、使われていない区画の清掃をしていたところ、長い間施錠されていた部屋の中から遺体の詰まった袋を複数発見した。
警察によると、この部屋は2008年まで遺体安置所として使われていたが、同年半ばに遺体安置所が市内の病院に移設された。遺体も病院に運ばれるはずだったが、そのまま警察署の中に残されて現在に至っていたという。原因についてはまだ捜査中だとしている。
当局者は事件性はないとの見方を示した。しかし遺体が適切に処理されなかった原因は分かっていない。死後少なくとも20年はたっているとみられ、警察はDNA鑑定を行って身元などを調べている。