ISIS、シリア国外で欧米人らの拉致謀議
エジプトに現れたISISに忠誠を誓うグループが欧米人拉致の協力に積極的な姿勢を見せている可能性もあるという。
CNNで国家安全保障問題の解説を担当するロジャース元下院議員は、他国での拉致計画は有り得る話と指摘。シリアからレバノンやヨルダンへ逃れる難民は多く、テロリストが国境で紛れ込む危険性に言及。難民キャンプで働く援助スタッフが標的に成り得るとも述べた。
シリアの米大使館勤務がある元武官はヨルダン北部には多数のISIS支持者がいるとし、対シリア国境の警備態勢は極めて貧弱と主張した。
また、別のグループが欧米人らを拉致し、ISISに売り付けることも考えられるとの見方もある。