ISIS、米軍常駐の基地を襲撃 イラク軍が撃退
イラク軍が押さえている同空軍基地は同国でも最大規模で、戦略的な重要性は大きい。米中央軍によると、イラク軍治安部隊の約800人も多国籍軍兵士と共に訓練を受けている。
基地は同州アルバグダディ市から南へ約15キロ離れた地点にあり、ISISは13日、同市を3方面から攻撃し、陥落させていた。市は首都バグダッドから北西部に位置する。
アンバル州政府当局者によると、基地を襲った戦闘員はアルバグダディ市の方面から来たとみられる。
中央軍によると、米軍が主導する有志連合によるISIS拠点への空爆は続いており、イラクでも12日から13日にかけ計7回実施。うち5回はアインアルアサド空軍基地近くで見付かった戦闘員や装備品が標的となった。