エルサレム市長、路上で刺傷容疑のパレスチナ人を自ら制圧
(CNN) 中東エルサレムのニル・バルカット市長は26日までに、同市の路上で刃物を持った男が騒ぎを起こしているのを見付け、警護要員と共に飛びかかって取り押さえたことを明らかにした。男はその後、逮捕された。
同市長はCNNの取材に、車で現場を通りかかった際、男を発見したため停車させたと説明。警護要員が武器を取り出した後、容疑者は刃物を捨てたという。
この後、市長が飛びかかって男を地面に組み伏せ、逮捕につなげたとしている。
地元紙ハーレツによると、逮捕されたのは18歳のパレスチナ人男性で、ユダヤ教超正統派の男性信者を刺していたという。軽傷とみられる。市長は、救急医療班が到着するまでこの男性を介抱していたとも主張した。