漂流の難民、インドネシアとマレーシアが受け入れで合意
近隣諸国が対応に追われるなか、インドネシアのアチェ州には20日、新たに2隻の難民船が漂着した。一方の船は同日未明、102人を乗せて漂流しているのを漁民が発見し、岸まで誘導した。もう一方には433人が乗っていた。
国際移住機関(IOM)が現地の行政機関や団体を協力し、食料や住居、医療などの支援を手配している。地元住民も協力的だという。
カラ副大統領は、インドネシア政府として問題の解決に全力を尽くすと表明。今後1年間の計画を立て、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)やIOMと協力して難民らを支援すると述べた。
一方、米国のマリノウスキー国務次官補はCNNとのインタビューで、根本的な問題はミャンマーの政策にあると指摘した。同様の声はマレーシアの政治家からも上がっている。