ISIS指導層、ラッカの民間人居住区に潜伏か 空爆避ける
米政府当局者は同指導者がラッカを離れる可能性は否定出来ないとしながらも、米国の追跡状況を十分に知り、これを逃れる方途を見い出さなければ移動しないだろうとの共通認識があるとも述べた。
米情報機関によると、ISISはラッカ市の北部方面でクルド軍の接近を警戒し防御態勢を強化している。同組織がこれまでの防御戦術で見せてきた塹壕(ざんごう)や障害物の構築、仕掛け爆弾の設置などが目に付くという。
米政府当局者によると、クルド軍がラッカへの全面的な進攻を決めたのかは不明だが、米国は同市周辺での作戦支援を加速している。