ナジブ首相、漂着の残骸は「不明マレーシア機のもの」
(CNN) マレーシアのナジブ首相は6日未明、インド洋の仏領レユニオン島に漂着したボーイング777型旅客機の残骸について、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便の機体の一部だったことを確認したと発表した。
一方、フランスの検察当局は、残骸がMH370便の一部である可能性は非常に強いとしながらも、断定するためにはさらに検証を行う必要があるとの見方を示した。
MH370便は昨年3月8日、乗客乗員239人を乗せてマレーシアのクアラルンプールから北京へ向かう途中で消息を絶った。
フランスはこの問題について刑事事件として捜査していたが、残骸が見つかったレユニオン島がフランス領だったことから一層関与を深めている。