バンコク爆弾テロ 2人目の逮捕者、英語話す外国人の男
(CNN) タイの首都バンコクで8月に起きた爆弾テロ事件で、警察は1日、カンボジア国境沿いで「外国人の男」を逮捕したと発表した。
同事件の逮捕者は2人目。警察の報道官によると、男はカンボジア側へ不法に越境しようとしたところを拘束された。英語を話す外国人だという。
現場の監視カメラには、実行犯とみられる黄色いTシャツ姿の男が映っていた。この映像との関連を問う質問に対し、同報道官は「逮捕した男の身元は確認されていない」と答えた。
報道官は一方で、男が同事件や市内の埠頭(ふとう)で翌日起きた爆発に関与した「重要人物」であるとの見方を示した。
爆発は8月17日、観光名所となっている市中心部の「エラワン廟(びょう)」で起き、外国人らを含む20人が死亡、約120人が負傷した。警察は、黄色いTシャツの男が現場に爆弾の入ったリュックサックを置いたとみて捜査している。