ローマ法王、カストロ前議長と会談 革命広場で大規模ミサも
法王は、環境問題についての回勅で助言役となったガーナのピーター・タークソン枢機卿らと同席。アルゼンチンのフェルナンデス大統領や、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長もミサに参加した。革命広場には巨大なキリストの肖像が掲げられたほか、政府がWiFi通信を提供し、聴衆に法王を歓迎するメッセージを送るよう促すなど、異例ずくめの展開となった。
法王はこの後、修道女や司祭、神学生らの集まりを訪問。まだ生まれてない胎児も含め、最も「小さく」か弱い社会の構成員を守るべきだと即興で説いた。
法王は22日午後までキューバに滞在する予定。