エジプト、ISIS系組織の幹部を殺害 ロシア機墜落で声明

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シナイ半島に拠点を置くISIS系組織の幹部がエジプト治安部隊との銃撃戦で死亡した

シナイ半島に拠点を置くISIS系組織の幹部がエジプト治安部隊との銃撃戦で死亡した

(CNN) エジプト東部シナイ半島を拠点とする過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系組織の幹部が、エジプト治安部隊との銃撃戦で死亡した。

国営中東通信(MENA)が9日、内務省の発表として伝えた。

死亡したのは、先月のロシア機墜落で犯行声明を出していた「アンサール・バイト・マクディス(ABM、『エルサレムの支援者』の意)」の幹部、アシュラフ・アリ・アリ・ハッサネイン・カラバリ容疑者。

首都カイロ北東部の検問所で、逮捕状を執行しようとした警官が同容疑者の車に近付いたところ、逃走しようとして拳銃を発砲したため撃ち合いとなった。死亡日時は発表されていない。

MENAによると、カラバリ容疑者はABMの中で「最も危険な司令官」とされ、国内で複数のテロを首謀した。2013年の内相暗殺未遂や、今年6月に南部の観光地ルクソールで起きたテロ未遂への関与が疑われていた。

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