アフガン首都のスペイン大使館付近で爆発、8人負傷か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カブールのスペイン大使館付近で爆発

カブールのスペイン大使館付近で爆発

(CNN) アフガニスタンの首都カブールで11日夕、スペイン大使館付近で車爆弾が爆発し、その後も散発的な銃撃が続いた。スペイン政府や地元病院によると、これにより少なくとも8人が負傷した。

反政府勢力タリバーンが犯行声明を発表。「カブールのシェルプール地域で夕方、侵略者の宿泊施設に自爆攻撃」を仕掛けたとしている。シェプール地区は各国の大使館があるほか、多くの外国人が滞在する場所ともなっている。

アフガン政府は爆発があったことを認め、治安要員が対応していることを明かしたが、現時点でこれ以上の詳細は公表していない。アフガン内務省のセディキ報道官もツイッターで、初期報告の内容として、一帯で車が爆発したとだけ明らかにした。

現地のジャーナリストは、大きな爆発の後、散発的な銃声が聞こえたとしている。

これを受けて、スペインのラホイ首相は、今回の襲撃についてテロ行為と言明。報道陣に対し、大使館付近の宿泊施設が標的だったとみられるとの見方を示した。また、スペイン人の警官1人が負傷したことも明かした。

スペイン大使館のスタッフの大半は安全な場所にいたが、依然として当局者が全員の居場所の確認を進めているという。

現場から700メートル離れた場所で病院を運営するイタリアの人道支援グループ、エマージェンシーによると、襲撃の後、アフガン人の患者7人が搬送されてきたという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]