米特殊部隊、イラクでISIS掃討作戦を開始
イラクでは200人規模の部隊がすでに情報収集を進め、数カ所で急襲作戦を実行する態勢にある。付近に民間人がいないことを入念に確認したうえで、特定の人物や集団に攻撃を仕掛けるという。
これとは別にシリアでは、50人前後の特殊部隊が数週間前から作戦を大幅に拡大。部族勢力やアラブ人、クルド人部隊によるISIS支配地域の奪還作戦に同行している。
カーター長官は29日の会見で、対ISIS作戦は「こちらが優勢に立っている」と強調。米軍は今後、イラク軍による北部モスルの奪還作戦でも大きな役割を果たすとの見通しを示した。
同長官はまた、ISISの指揮系統を破壊するためのサイバー作戦にも言及した。