国連安保理、北朝鮮制裁決議を採択 厳しい内容
ニューヨーク(CNN) 国連安全保障理事会は2日、北朝鮮の核実験とミサイル発射に対する制裁決議を採択した。
新たな制裁は北朝鮮の経済に打撃を与え、核ミサイルや弾道ミサイル開発計画を阻止する狙い。北朝鮮への輸出入品を積んだ全航空機と船舶の検査や、北朝鮮への航空燃料の輸出禁止で全理事国が合意した。
オバマ大統領は同日、「国際社会が声を1つにして北朝鮮に対し、危険な計画を破棄して市民のためにより良い道を選択するよう迫った」と評価した。
サマンサ・パワー米国連大使は安保理で、「北朝鮮は核実験や弾道ミサイル技術を使った打ち上げを行うたびに、周辺地域のみならず離れた大陸も弾道ミサイルで攻撃できる能力を高めている」と指摘。「つまりこの理事会に出席しているほとんどの国を攻撃できる能力がある」と強調した。
パワー大使によると、今回の決議に盛り込まれた制裁は以下の通り。