租税回避地めぐる「パナマ文書」が流出、世界の指導者らの名前も
ロシア大統領府はプーチン氏周辺の取引が指摘されたことに対し、近く予定される下院選などに向けて同氏の信用を落とすことを狙った「うその羅列」だと反論。FIFAも同文書を「ばかばかしい」と一蹴した。一方、英国やフランス、オーストラリア、メキシコの各当局は脱税疑惑の捜査に踏み出す構えを示している。
モサック・フォンセカ法律事務所は4日、「我々の業界は一般社会にあまりよく理解されていない」としたうえで、「我々はデータを盗み出された被害者であり、文書の中にこちらの不法行為を示す情報はない」と主張する声明を出した。同事務所の共同設立者はこれに先立つCNNとのインタビューで、「公開されたのは間違いだらけの偽情報だ」と語った。