外交官への嫌がらせ頻発、米ロが批判の応酬
一方、ロシア外務省のザカロワ報道官は先週、「在米ロシア大使館や領事館に対するプレッシャーが著しく増大」していると述べ、大使館員は日常的に、米シークレットサービスに挑発されたり公的な接触を妨げられるなどの制約を受けていると訴えていた。
これに対してトルドー報道官は「事実無根」と一蹴。互恵協定の下で米国の外交官はロシアの外交官と同じ制約を受けていると指摘した。
ロシア大使館はこの問題についての取材に応じていない。
トルドー報道官は、この数年で嫌がらせが増えた理由について、ウクライナ危機を巡る西側の対ロシア制裁に関連しているとの見方を示した。