南スーダン、大統領が停戦呼びかけ 米国など一部人員退避
(CNN) 大統領支持派と副大統領支持派の衝突が激化している南スーダンで、キール大統領は11日、両者に対して即時の停戦を呼びかけた。南スーダンでは、7日以降、衝突が繰り返され、首都ジュバでも150人以上の死者が出ている。
サマンサ・パワー米国連大使によれば、国際連合安全保障理事会は南スーダン派遣団(UNMISS)の増強の用意があると表明したほか、隣国に対して派遣可能な兵員の準備を行うよう求めているという。
米国やインドは、不要不急の人員について退避させている。ジュバでの戦闘での死者の中には、国連平和維持活動(PKO)に参加していた中国軍兵士2人も含まれている。