ハイチでのコレラ流行、国連が責任認め謝罪
潘事務総長はフランス語とクレオール語、そして英語で謝罪を述べるとともに、この問題によりハイチ内外での国連への信頼が揺らいだことを認めた。
「本件は、国連とハイチ国民の間の関係に影を落としている。世界的に見ても国連PKOおよび国連の名声に傷を付けた」と事務総長は述べた。
コレラの大流行は、地震後のハイチ再建の妨げとなってきた。また今年、大型ハリケーン「マシュー」がハイチを襲ったことが問題をさらに悪化させている。ハリケーンによるさらなる流行拡大が懸念される中、世界保健機関(WHO)は10月、100万本のコレラワクチンをハイチに送った。