拉致から2年半、女性21人がクリスマスの帰郷果たす ナイジェリア
10代の時に拉致され、今は成人女性となった21人は、英語を習ったり屋外で運動したりして過ごした。破片を取り除く手術を受けたという女性も数人いた。
拉致されている間は強制的にイスラム教へ改宗させられていたが、23日にアブジャを発つ前は集まってキリスト教の祈りをささげた。
搭乗を待つ間は笑顔の中にも緊張した表情を見せていた。地域社会にはボコ・ハラムに拉致されたことに対する偏見があり、自分たちを受け入れてくれるかどうか不安だと口にする女性も何人かいたという。
学校から連れ去られた夜の記憶はまだ薄れず、ボコ・ハラムに長期間拉致されたことによる心の傷は計り知れない。