カナダ・モスク乱射 容疑者の名前公表、首相が非難声明

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カナダ・モスク乱射 テロとして捜査

ケベック(CNN) カナダ・ケベック市のモスク(イスラム教礼拝所)で29日に起きた銃乱射事件を調べている捜査当局は30日、単独犯とみられる容疑者の名前を公表した。トルドー首相は犯行を強く非難する声明を出した。

事件では礼拝に訪れていた信者らが無差別に撃たれ、39歳から60歳までの6人が死亡した。負傷者5人は30日の時点で入院中。地元警察によると、モスク内にいた信者らのうち、残る39人は無事だった。

当局によると、アレキサンダー・ビソネット容疑者は殺人6件、殺人未遂5件の容疑に問われている。容疑者は市内にあるラバル大学の学生だという。

警察と市当局の情報筋は、同容疑者による単独の犯行との見方を示した。動機は不明だが、警察はテロ事件として捜査している。

CNN系列局が伝えたところによると、ビソネット容疑者は犯行後、自分で通報の電話をかけ、武器を持っているが警察には協力すると話した。

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