プーチン批判の活動家が入院、再び毒殺の標的か
カラムルザ氏は2015年にも謎の「病気」を発症し、九死に一生を得た。
「昏睡状態に陥り、主要な臓器すべてが次々と機能しなくなった」とカラムルザ氏は同年、CNNに語っている。
同氏はまた、自分は政治的な動機から毒を盛られたとの考えを示した。
「率直に言って、他に考えられる理由はない。金銭関係もないし個人的な敵もいない。誰かの妻を奪ったこともない」
同年2月には、カラムルザ氏の友人で反政権指導者だったボリス・ネムツォフ氏がモスクワで射殺される事件が起きている。カラムルザ氏が体調を崩したのは、その4カ月後だった。