心臓手術が必要なイラン女児、禁止令乗り越え米病院に到着
米国の市民権を取ってポートランドに住んでいるテギザデさんは、ファテメちゃんの命がもたないのではないかと心配し、弁護士を通して国務省にビザ免除を申請した。
ファテメちゃんを救おうと、連邦政府や州政府の当局者、連邦議会の民主党議員、米国やカナダ、ドイツの医師からも協力の申し出があった。
ポートランドの大学病院が無償で手術をすることになり、米国の非営利団体(NPO)、国際難民支援プロジェクト(IRAP)が親子の渡航手続きを引き受けた。
大統領令に批判の声を上げているニューヨーク州のクオモ知事は3日、ファテメちゃん親子が渡航に必要な書類を受け取ったと報告していた。