英下院、トランプ氏の国賓招待めぐり激論
これに対し、与党・保守党のバーンズ議員は「米国は最大の同盟国だ」と強調し、対米関係の重要さを指摘。トランプ氏を国民がどう思っていようと訪英は実現させるべきだと述べ、私的な人物評価のために国益を見失ってはいけないと力説した。
同党のブラント議員は、招待を撤回すれば女王に恥をかかせる恐れがあるとの見方を示し、清教徒が渡米して400周年となる2020年まで訪英を延期するよう提案した。
英紙ガーディアンによると、トランプ氏を迎える時期としては、議会の休会中でエリザベス女王もスコットランドの離宮で過ごす8月にすることを含め複数の選択肢が検討されている。