ヘンリー王子と婚約のマークルさん、英市民権取得へ 挙式は来年5月

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式は来年5月、ウィンザー城で

(CNN) 英王室は28日、ヘンリー王子との婚約を発表した米国人女優のメーガン・マークルさんが近く、英国の市民権を取得する意向だと明らかにした。挙式は来年5月、ロンドン近郊のウィンザー城で行われる。

報道担当者によると、マークルさんは市民権取得の手続きをする間、米国籍を維持する。手続きには数年かかる見通し。同担当者は、マークルさんがその後も二重国籍を維持するのかどうかに言及するのは「時期尚早」だと述べた。

英王室では4月にも、ヘンリー王子の兄、ウィリアム王子と妻キャサリン妃の第3子が生まれる予定だ。

ヘンリー王子とマークルさんは12月1日、英中部ノッティンガムで婚約発表後で初の公務に臨む。「世界エイズデー」のイベントに出席し、市民らと対面する。

教会での挙式や音楽、花、披露宴などの主な費用は王室が負担するという。

新居はロンドンのケンジントン宮殿敷地内にあるノッティンガム・コテージ。マークルさんの愛犬2匹のうち1匹はすでに英国にいるが、もう1匹は現在、カナダの友人に預けてあるという。

マークルさんは再婚だが、英国国教会は離婚経験者が「例外的状況」で再婚することを認めているため、教会で式を挙げることに支障はない。子ども時代にカトリックの学校へ通っていたものの、ローマ・カトリック教会の教えを実践している信者ではないため宗派間の問題もなく、挙式前には国教会の洗礼を受けるという。

英市民らは挙式当日が祝日になることを期待したが、英首相官邸は「特別な祝日を指定する予定はない」と述べた。

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