爆発で兵士5人死亡、反体制派によるテロか コロンビア
(CNN) 南米コロンビアの北部で27日、爆発があり、軍によれば、兵士5人が死亡し、10人が負傷した。コロンビア軍は今回の爆発をテロ行為だとして、反体制派を非難している。
犯行声明は出ていない。
軍の声明によれば、爆発が起きたのはベネズエラと国境を接するノルテ・デ・サンタンデール州。軍は、簡易爆発物が爆発したとだけ発表し、詳細は明らかにしていない。
爆発事件の前には、左翼ゲリラの民族解放軍(ELN)が3月に行われる議会選の間の一方的な停戦を発表していた。
軍は爆発を卑怯(ひきょう)な行為と指摘し、ELNが、兵士や同地を移動する地元社会の人々の生命を危険にさらす手段を実行したなどと述べた。軍はまた犠牲者の遺族や友人らに弔意をあらわした。