閉鎖する米領事館、ツイッターの投票で決定? ロシア
ワシントン(CNN) 米首都ワシントンにあるロシア大使館がツイッターを利用して、ロシア国内にある米領事館のどれを閉鎖すべきか投票を募っている。米国はこのほど、英国に滞在するロシアの元スパイらが神経剤で襲撃されたことを受け、欧州連合(EU)の一部加盟国と歩調を合わせてロシアからの外交官を追放すると発表していた。
候補として挙がっているのは、サンクトペテルブルク、ウラジオストク、エカテリンブルクの3カ所。
米国は、シアトルにあるロシア総領事館の閉鎖も決定している。当局者によれば、潜水艦基地に近いためだという。
ロシア大使館はこれまでにも、ソーシャルメディアを使って、ユーモアのある投稿や、厳しい反論を行ってきた。
今月初めには、大使館の上空を飛行するヘリコプターの画像とともに、「ロシアによる米大統領選介入の痕跡を探しているのか」などと投稿していた。
ロシア大使館は「国際女性デー」にあわせて、米国務省のヘザー・ナウアート報道官や国務省で働く女性職員に対して祝意を示したこともある。このとき、ナウアート報道官は、感謝を伝えるとともに、国際的な公約に沿って、ロシアはシリアでの爆撃をやめるほうがいいとの切りかえしも見せていた。
US administration ordered the closure of the Russian Consulate in Seattle @GK_Seattle. What US Consulate General would you close in @Russia, if it was up to you to decide
— Russia in USA (@RusEmbUSA) 2018年3月26日