B1、戦闘艦船に空中発射巡航ミサイル 米軍のシリア攻撃
複数の米軍当局者によると、今回の攻撃に参加したのは紅海上に展開する少なくとも1隻の戦闘艦船の他、戦略爆撃機B1も複数出動した。また、空中発射方式の巡航ミサイルも使われた。敵機との遭遇が回避出来るシリア領空外からの遠距離発射が可能で、B1もこの能力を保持している。
英国国防省は声明で、今回の攻撃には空軍戦闘機「トーネードGR4」4機が加わり、ホムスから西へ15マイル(約24キロ)離れたミサイル基地だった施設に巡航ミサイルを撃ち込んだと発表した。ホムスは化学兵器の原料物質の集積場所と分析され、シリアは化学兵器禁止条約に違反していると主張した。
フランス大統領府はツイッターの公式アカウントにシリア空爆へ向かう仏軍機が離陸するビデオ映像を掲載した。
米AP通信は、攻撃を受けるダマスカス上空に対空砲火の痕跡が走る写真を伝えた。市内には夜空を濃い煙と共に照らす大きな爆発音が響いたと報じた。