中国が南シナ海にミサイル配備か 米政府、中国に懸念伝える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Philippine Inquirerが入手したファイアリー・クロス礁の空撮画像=2017年11月28日

Philippine Inquirerが入手したファイアリー・クロス礁の空撮画像=2017年11月28日

米国防総省のホワイト主席報道官は、米国が今後も公海に対する貢献を続ける姿勢を強調し、中国の敵対的姿勢を牽制。航行の自由を保証することは、中国の国益にもかなうと指摘した。

CNBCが米情報機関の情報に詳しい人物の話として3日に伝えたところでは、中国軍はフィリピン西部の複数の島にミサイルを配備した。対艦ミサイル「YJ-12B」は、人工島から295カイリ(約546キロ)の距離を航行する艦船を攻撃することが可能とされる。

中国は2016年、南シナ海北西部にあるパラセル(中国名・西沙)諸島のウッディー(永興)島に、同様の兵力を配備したと発表していた。

中国外務省の華春瑩報道官は定例記者会見で、中国は同諸島で平和的な建設にかかわっていると述べ、その中には「必要な国防施設の配備」も含まれると説明。中国は同諸島について「論議の余地のない領有権」を保有していると強調した。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「南シナ海情勢」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]