F35、初の実戦投入 イスラエル軍がシリア領内で使用

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最新鋭のステルス戦闘機「F35」がイスラエル軍により初めて実戦投入された

最新鋭のステルス戦闘機「F35」がイスラエル軍により初めて実戦投入された

ワシントン(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は22日、米ロッキード・ マーチンを中心に開発した次世代ステルス戦闘機「F35」を世界で初めて実戦投入したと明らかにした。シリア領内に展開するイラン軍を攻撃したという。

IDFの報道官がツイッターの公式アカウントに投稿したほか、空軍幹部もF35による2カ所の標的への攻撃を明言したと地元紙が報じている。

開発とテストに20年以上を費やしたF35は、レーダーの補足を困難にするステルス性能に加え超音速飛行、極めて高い機動性、最新鋭のセンサー技術を備えた歴史上最も高コストの兵器とされる。

一方で、近年はソフトウエアやエンジンの不具合などの問題が相次いで浮上し、厳しい批判にさらされてもいた。米軍幹部は不具合が解消されつつあることを強調するが、専門家からはF35の実戦能力に懐疑的な見方が依然として残っている。

実戦に向けた配備は米空軍が2016年8月に世界に先駆けて行ったが、実際の軍事行動に使用されたのは今回が初の事例となる。

イスラエルは米国との覚書に基づき、1機当たり1億ドルを超える価格のF35を50機購入している。最初の機体は16年に納入され、翌年12月に実戦配備が宣言された。

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